光のもとでⅠ
私はその間に考える。
何から片付けたらいいんだろう。何からなら片付けられるのだろう。
戻ってきた秋斗さんは、再度私の右隣に座った。
「俺は翠葉ちゃんが謝りたいと思っていることを謝りたいよ。髪の毛を切らせてしまったこと……。あれは俺が踏み込まなければ切らずに済んだと思うから。だから謝りたい」
「でもっ、あれは私が人を自分に近づけたくなかったからで、人を傷つけたくないからって自分のエゴで突き放した結果ですっ」
隣に座っているけれど、顔は向き合っている。
そして、どっちも引きそうにはなかった。
すると、秋斗さんから提案を持ちかけられた。
何から片付けたらいいんだろう。何からなら片付けられるのだろう。
戻ってきた秋斗さんは、再度私の右隣に座った。
「俺は翠葉ちゃんが謝りたいと思っていることを謝りたいよ。髪の毛を切らせてしまったこと……。あれは俺が踏み込まなければ切らずに済んだと思うから。だから謝りたい」
「でもっ、あれは私が人を自分に近づけたくなかったからで、人を傷つけたくないからって自分のエゴで突き放した結果ですっ」
隣に座っているけれど、顔は向き合っている。
そして、どっちも引きそうにはなかった。
すると、秋斗さんから提案を持ちかけられた。