光のもとでⅠ
息継ぎに上がってきたツカサにようやく伝えることができた。けれど、
「どうでも良くないから池に入ろうとしたんだろっ!?」
思い切り怒鳴り返された。
「そうやって、もういいって言いながらずっと気にして、挙句翠がここに入るんじゃ意味がないんだよっっっ」
一際きつい目と声で言われた。
少し粗くなった呼吸で酸素を吸い込むと、ツカサは四回目の潜水をした。
私はその場に座り込み、池の波紋をじっと見ていた。
「どうでも良くないから池に入ろうとしたんだろっ!?」
思い切り怒鳴り返された。
「そうやって、もういいって言いながらずっと気にして、挙句翠がここに入るんじゃ意味がないんだよっっっ」
一際きつい目と声で言われた。
少し粗くなった呼吸で酸素を吸い込むと、ツカサは四回目の潜水をした。
私はその場に座り込み、池の波紋をじっと見ていた。