光のもとでⅠ
07
「この学校の外部生入学枠が少ないのは、こういった教育の土台を崩されないための保守策でもあるの」
藤宮は基本的には幼稚部から高等部までエスカレーターでの持ち上がりが多い。
幼稚部は六十人が入園限度枠となっていて、初等部での外部入学枠は八十人前後。中等部では五十人前後。高等部では二十人以内。
初等部の受け入れ枠が多いのは、本格的な教育が始まる前だから。
中等部ではプレゼンテーション能力のハードルを上げることもあり、学力に加えて面接での受け答えなどが重視されるそう。高等部では学力低下を食い止めるために、外部から学力の高い生徒を募集する。そして、中等部同様に面接がとても重視されるのだという。
今の今まで、学力面における理由しか知らなかったけれど、学園側にはそういう意図があっての入学枠だった。
藤宮は基本的には幼稚部から高等部までエスカレーターでの持ち上がりが多い。
幼稚部は六十人が入園限度枠となっていて、初等部での外部入学枠は八十人前後。中等部では五十人前後。高等部では二十人以内。
初等部の受け入れ枠が多いのは、本格的な教育が始まる前だから。
中等部ではプレゼンテーション能力のハードルを上げることもあり、学力に加えて面接での受け答えなどが重視されるそう。高等部では学力低下を食い止めるために、外部から学力の高い生徒を募集する。そして、中等部同様に面接がとても重視されるのだという。
今の今まで、学力面における理由しか知らなかったけれど、学園側にはそういう意図があっての入学枠だった。