光のもとでⅠ
外観を見て回りたかったのだけれども、それ以上の進入を木々に阻まれた。
さらには、
「これ、無理に通ろうとするとセキュリティが作動するようになってるや」
唯兄が即座に仕掛けを見つける。
「フロントでチェックしないと中に入れないつくりってことか……」
蒼兄も諦め、私たちはステーションへ入ることにした。
ステーションは駐車場に面する壁面すべてが緩い弧を描いたガラス張りとなっており、建物中央部分と両端に入り口がある。
向って左端にあるカウンターがチェックアウトカウンター。真ん中はチェックインカウンター。右端のカウンターはクロークとなっている。
床は白っぽい大理石が敷き詰められていて、ガラスではない場所の壁も白を基調としているため、とても明るく開放感あふれる空間だった。
さらには、
「これ、無理に通ろうとするとセキュリティが作動するようになってるや」
唯兄が即座に仕掛けを見つける。
「フロントでチェックしないと中に入れないつくりってことか……」
蒼兄も諦め、私たちはステーションへ入ることにした。
ステーションは駐車場に面する壁面すべてが緩い弧を描いたガラス張りとなっており、建物中央部分と両端に入り口がある。
向って左端にあるカウンターがチェックアウトカウンター。真ん中はチェックインカウンター。右端のカウンターはクロークとなっている。
床は白っぽい大理石が敷き詰められていて、ガラスではない場所の壁も白を基調としているため、とても明るく開放感あふれる空間だった。