光のもとでⅠ
「静さんに……?」
「そう。プラネットを提案したのは父さんだけど、ステーションやらクリスタルコリドール、ソールハビタット。これらの名前をつけたのは静だから」
会話に蒼兄たちも入ってくる。
「惑星の中心って、身近なもので考えるなら太陽だけど……それなら、ソールじゃなくてソーレのはずだし……」
「因みに父さんは単語の綴りを知らずに、靴底の住居と魂の家って不正解を口にしたぞー。次に出てきたのが今の蒼樹の答え」
「じゃ、これも不正解なんだ?」
「まぁね。静曰く、『そこまであからさまじゃない』ってヒントだった」
蒼兄と私が頭を悩ませていると、答えを知っているお父さんとお母さんはクスクスと笑う。
そこに唯兄が、
「これで調べれば一発だと――」
携帯を手にした途端、「調べるの禁止ー」とお父さんに取り上げられた。
そのタイミングで料理が運ばれてきて、私たちは美味しい料理に舌鼓を打った。
「そう。プラネットを提案したのは父さんだけど、ステーションやらクリスタルコリドール、ソールハビタット。これらの名前をつけたのは静だから」
会話に蒼兄たちも入ってくる。
「惑星の中心って、身近なもので考えるなら太陽だけど……それなら、ソールじゃなくてソーレのはずだし……」
「因みに父さんは単語の綴りを知らずに、靴底の住居と魂の家って不正解を口にしたぞー。次に出てきたのが今の蒼樹の答え」
「じゃ、これも不正解なんだ?」
「まぁね。静曰く、『そこまであからさまじゃない』ってヒントだった」
蒼兄と私が頭を悩ませていると、答えを知っているお父さんとお母さんはクスクスと笑う。
そこに唯兄が、
「これで調べれば一発だと――」
携帯を手にした途端、「調べるの禁止ー」とお父さんに取り上げられた。
そのタイミングで料理が運ばれてきて、私たちは美味しい料理に舌鼓を打った。