光のもとでⅠ
きっと、私が困ると言ったから……。だから振り向かないでくれたのだと思う。
私が望んだことなのに。寂しいと思うなんて自分勝手にもほどがある。
矛盾してるうえにわがままなんて救いようがない。
私はいったいどうしたいのかな。
顔を見たいの? 見たくないの?
声を聞きたいの? 聞きたくないの?
一緒にいたいの? いたくないの?
秋斗さんもツカサも、どちらも失わないための選択をしたつもりだし、実際何も失ってないのにうまくいっている気もしない。
どうしてこんなにも普通に振舞えないのか……。
もっと普通に、そうは思うのに、どうしてできないのかな。
――好き、だから?
この気持ちがなければ寂しいと思うことも、こんなふうにギクシャクすることもなくなるのだろうか。
私が望んだことなのに。寂しいと思うなんて自分勝手にもほどがある。
矛盾してるうえにわがままなんて救いようがない。
私はいったいどうしたいのかな。
顔を見たいの? 見たくないの?
声を聞きたいの? 聞きたくないの?
一緒にいたいの? いたくないの?
秋斗さんもツカサも、どちらも失わないための選択をしたつもりだし、実際何も失ってないのにうまくいっている気もしない。
どうしてこんなにも普通に振舞えないのか……。
もっと普通に、そうは思うのに、どうしてできないのかな。
――好き、だから?
この気持ちがなければ寂しいと思うことも、こんなふうにギクシャクすることもなくなるのだろうか。