光のもとでⅠ
ツカサの教室に着いてみると、すでに教室はもぬけの殻だった。
廊下にいた人の中にもツカサの姿はなく、通りすがりの人が早くにホームルームが終わったことを教えてくれる。
「……生徒会室はどうかな?」
一度かばんを取りに教室へ戻ると、帰る間際の桃華さんに声をかけられた。
「どこへ行ってたの?」
ツカサを探している旨を伝えると、
「今日は生徒会もないから部活じゃないかしら?」
部活……。
さすがにそこまでは行く気にはなれない。
もちろん、ツカサの袴姿や弓矢を射る姿は見たいわけだけど、部活の邪魔をしたいわけではないから。
今日は諦めよう……。
廊下にいた人の中にもツカサの姿はなく、通りすがりの人が早くにホームルームが終わったことを教えてくれる。
「……生徒会室はどうかな?」
一度かばんを取りに教室へ戻ると、帰る間際の桃華さんに声をかけられた。
「どこへ行ってたの?」
ツカサを探している旨を伝えると、
「今日は生徒会もないから部活じゃないかしら?」
部活……。
さすがにそこまでは行く気にはなれない。
もちろん、ツカサの袴姿や弓矢を射る姿は見たいわけだけど、部活の邪魔をしたいわけではないから。
今日は諦めよう……。