光のもとでⅠ
携帯は今も私にとって大切なものに変わりはないけれど、今は携帯ではなく本人に会いに行かなくてはいけない気がしていた。
「ふーん……。じゃ、情報提供ひとつ。あいつ、このくそ寒い冬でも毎朝六時には道場にいるよ」
「え……?」
「弓道場。この時期弓道部で朝稽古してるのなんて司くらい。ほかの部員が来るとしても七時以降」
「そう、なの……?」
「そっ。だから、今日会えなかったら明日の朝行ってみ? ただ、すっげー寒いから防寒対策万全でなっ」
「ありがとう」
「ふーん……。じゃ、情報提供ひとつ。あいつ、このくそ寒い冬でも毎朝六時には道場にいるよ」
「え……?」
「弓道場。この時期弓道部で朝稽古してるのなんて司くらい。ほかの部員が来るとしても七時以降」
「そう、なの……?」
「そっ。だから、今日会えなかったら明日の朝行ってみ? ただ、すっげー寒いから防寒対策万全でなっ」
「ありがとう」