光のもとでⅠ
昼になると湊ちゃんがやってきた。
「はい、お弁当」
ずい、と手作り弁当らしき包みを差し出される。
「どうしたの?」
「ここで食べようと思って」
「や、違うって。コレ、どうしたの? 真白さんが作ったの?」
「私だってお弁当くらい作れるわよっ」
「珍しい……」
「……いらないんだったら食べなくて結構」
取り上げられそうになったお弁当を寸でのところで死守した。
……あれかな? 静さんに愛妻弁当持たせてたりするのかな?
「で? まさかとは思うけど、ランチしにきただけ、じゃないよね?」
「朗報よ、朗報」
ローテーブルに弁当を置き、ソファに腰掛けると湊ちゃんが言った。
彼女に面会できるようになった、と。
「はい、お弁当」
ずい、と手作り弁当らしき包みを差し出される。
「どうしたの?」
「ここで食べようと思って」
「や、違うって。コレ、どうしたの? 真白さんが作ったの?」
「私だってお弁当くらい作れるわよっ」
「珍しい……」
「……いらないんだったら食べなくて結構」
取り上げられそうになったお弁当を寸でのところで死守した。
……あれかな? 静さんに愛妻弁当持たせてたりするのかな?
「で? まさかとは思うけど、ランチしにきただけ、じゃないよね?」
「朗報よ、朗報」
ローテーブルに弁当を置き、ソファに腰掛けると湊ちゃんが言った。
彼女に面会できるようになった、と。