光のもとでⅠ
「もおおおおお、この子ったらっ、なんのためのイベントだと思ってんのっ!?」
「……親しい人たちにお菓子をプレゼントするイベント?」
「何がどうしてそうなった……」
「友達に教えてもらって……友チョコとかあるのでしょう? お世話になった人にあげるのでしょう? あと、好きな人に告白するとかそういうのもあった気がするけど……」
「それっ、とくに後者っ! 重要なのそっちっ」
「……そうなの?」
「そうっ」
「でも、もう告白は済んでいるし……」
「好きなんて何度言っても減らないんだから何度でも言ってあげればいいのに」
「……それはさすがに私の心臓がもちそうになくて……。あ、でも、マフラーにもきちんとメッセージカード添えたよ?」
「……訊きたくないけど聞きたい聞きたい聞きたい……。なんて書いたのっ?」
「いつもありがとう。携帯ホルダーのストラップ、とても重宝しています。マフラーはそのお礼です……だけど」
「……親しい人たちにお菓子をプレゼントするイベント?」
「何がどうしてそうなった……」
「友達に教えてもらって……友チョコとかあるのでしょう? お世話になった人にあげるのでしょう? あと、好きな人に告白するとかそういうのもあった気がするけど……」
「それっ、とくに後者っ! 重要なのそっちっ」
「……そうなの?」
「そうっ」
「でも、もう告白は済んでいるし……」
「好きなんて何度言っても減らないんだから何度でも言ってあげればいいのに」
「……それはさすがに私の心臓がもちそうになくて……。あ、でも、マフラーにもきちんとメッセージカード添えたよ?」
「……訊きたくないけど聞きたい聞きたい聞きたい……。なんて書いたのっ?」
「いつもありがとう。携帯ホルダーのストラップ、とても重宝しています。マフラーはそのお礼です……だけど」