♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
舞香は

腕を伸ばして


雷馬に抱きついてきた。



雷馬は たったまま放心状態だった。



「逢いたかったぁ・・・

雷馬の匂い・・・久しぶり!」


首に巻きついた舞香の腕を

ゆっくり外し


雷馬は 舞香を見つめた。




「お前・・・ライアンは?」



「んーー実はね」


舞香は いつも かつての二人が

仲良く過ごしていた裏庭へ

雷馬の手をとり


連れてくると


辺りを窺うようにしてから


「ライアンってね、狼男だったの。

信じられる?」



舞香は目を見開いて言った。
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