♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「信じられないでしょ?


でも 現実だったの。


この目で 変身する所を見たんだから・・・・」



興奮した状態の舞香。



「そのくせ、私に ライアンはね

狼男のくせに言ったのよ。

『僕の花嫁になってくれ。一生僕を愛してくれ』
って。


プロポーズのつもりだったみたい。」



興奮して話す舞香が


狼男のくせに・・・



ライアンの事を


そう さげすむように言った事が


同じ運命をたどる雷馬の胸を 

ひどく傷つけていた。




「それで?」



「それで?って。逃げてきたのよ。


当たり前でしょ?怪物だったのよ?


一緒にいられるわけないじゃない。


イギリスまで行って

損しちゃった。」



怪物・・・



舞香は そう言った。

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