♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「じゃあ・・・
自分に見合う女を
奪って食しても
人狼のままで いられないって言うのか?
じゃあ・・・僕は 狼になるのを
待つしかないのかよぉ・・・ぐすっ・・・・」
ライアンは 頭をたらし
すっかり 勢いをなくしてしまった。
黒い大きな雲に
空が覆われ
白の狼は 徐々に生まれたままの人間の姿に
戻っていた・・・
ライアンは 裸のまま
しゃがみこんで
途方に暮れたように
泣き始めた。
「僕・・・・狼になんか
なりたくない・・・
このまま・・・いっそ・・・」