♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
瞳を大きく見開いた雷馬。

顔や耳を赤くして、相当怒っている様で髪の毛まで逆立って見える。


「な!何言ってやがる。お前!おさわりだと?
ば、ばかだろ。ありえねえ」


すみれは、その言葉に心底ホッとしていた。


やっぱり、ありえないよね


だけど、確認しておいて良かった。


雷馬くんが私の事をどうこうしたいなんて思うわけないよね。

考え過ぎちゃった。



でも、ほっとしたーーーーー。

ならデートしても大丈夫みたいね。



「ありえねえ。おさわり?そんなのは中年親父がキャバクラで言われる言葉だろが。俺のは」


雷馬は、いつのまにかすみれの隣にすわって、すみれの腰をぐいっと引き寄せた。
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