♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
2,面倒で 食い違う気持ち
家に帰ると
すみれを両手を広げて
迎える母の姿があった。
「お帰りーーーー。
よくぞ。帰ってきたわねー。
我が娘。」
すみれをハグする母。
「な・・・なんで
こんな 迎え方?
それに・・・夜の工場の仕事は?」
「工場?やめたのよ。」
「は?でも・・・それじゃあ
父さんの入院費用は?」
母は にっこりと
微笑んだ。
「心配なくなったのよ。
あんたのおかげで」
母は もう一度すみれを
ハグした。