♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「あーーーあ。

短気だねー。雷ちゃん。」


そばに いつのまにか


白い毛色の狼がいた。


「ひっ!・・・・」



「あー怖がらないで。


僕だよ。ライアン」



「あ・・・・そうか・・・」



そうだった。


ライアンも狼だった。




「背中に乗って。


すみれちゃん!」



「え?」



「雷ちゃんは えらい 短気だから


このまま放っておくと


すみれちゃんと 別れたほうが・・・とか


いろいろ考え込みそうだから


今 いっとこ!」



伏せた状態になるライアン。



背中をすみれの近くへ

近づけた。
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