♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「いいの?重くない?」



「大丈夫。


僕は狼だよ。獣。

こういうときに
力出さないとね。

僕、二人には

うまくいってほしい。


そいで、雷ちゃんの人間の姿みたら

僕も 目標できるもん。


僕も・・・・人間になりたいから」



白い狼のライアンがニッコリ笑ったように見えた。




「うん。


ありがと」


すみれは ライアンの背にまたがった。


「行くよ!


ちゃんと 掴まって!」



「うん」






すみれは


白い狼の首に腕をまわして


必死に落ちないように

掴まった。




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