♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥

すみれは目を見開いて雷馬を見た。


すみれの唇に触れたままの指先は、やがてゆっくりと離れ雷馬の唇に触れた。



それが何を意味する行為なのか、すみれにはさっぱりわからない。

けれど、


すみれはなんとなく恥ずかしくなり赤くなって下を向いた。



「ねえ、やるんだろ?すみれ」

やがて熱に浮かされたように、催眠術にかかったようになり、すみれはこくりと頷いていた。
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