♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「すみれ・・・


お前が まだ知らない事をひとつ・・・教えておく。」


「ん、なあに?」


「狼は 案外

腹を撫でられると嬉しいもんだぞ。」


そういって

寝転がって 腹をみせた。



「狼のお腹なでるの 初めて!」


喜んでなでる すみれ。


「んーーーーたまんない」


狼が 気持ちよさげな表情をしている。




「あーーー我慢できない。


屋敷へ戻ろう。すみれを 抱きしめたい!


背中に乗れ。」



「えーーまた?痛いし 
怖いんだよ・・・

背中に乗るのって」



「いいから、早くしろって」


結局、今度は銀色の狼の背中に乗って


急いで屋敷へ戻った雷馬とすみれ。




< 190 / 206 >

この作品をシェア

pagetop