♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥

すみれが 自分の体に


巻かれている雷馬の腕を


そっと 触ろうとして

手を伸ばした時


雷馬は すみれから

あっという間に

離れ

「腹が減った」

といい

ベルをならして

執事に 昼食の用意を

頼んでいた。



ベットに大の字に

寝そべったかと思うと


横向きになり

すみれをじっと

見つめてくる。



その瞳は


黒く輝きを放っていた。
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