♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
その手は

気のせいでなければ


徐々に伸び

大きくなって


指の爪が長く
伸びてきたようだった。



「・・・・

お前を愛せないから・・・


悪いが・・・


生け贄になってもらうよ」




そう低い声で言い放った雷馬は

見る見るうちに


体が大きくなり

着ていた服が


ブチブチッと破れる音が響いて


背骨が 丸まって


全身を 獣の毛が

覆っていった。
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