♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
昼休み


すみれは

裏庭を パンと牛乳を持って歩いていた。






すると、

壁にもたれて


胸を抑えている雷馬を見つけてしまった。




苦しそうだったから


すみれは


雷馬の傍へパンを投げ出して駆け寄った。



「雷馬くん!大丈夫?」


「!おまえ」


「ん?苦しそう……大丈夫?これ飲む?」


牛乳を差し出す すみれ。





すみれは 心配そうに


雷馬の顔を覗き込んだ。



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