♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
「留学生の イギリスから来た
ライアンくんだ。
三ヶ月間 よろしく頼む」
担任の先生が そういって
留学生の ライアンを紹介した。
ライアンは 瞳が 湖のように青く
くせ毛の金髪は ライアンが動くたびに
軽やかに揺れた。
そのくせ 笑顔が爽やかすぎたし
「ライアンです。よろしくお願い致します」
流暢で 丁寧すぎる日本語を話すところも
うさんくさい奴だった。
案の定、学校中の女子が
ライアンをクラスに見に来たし
ライアンは いつだって笑顔で
それに応じるイギリスの王子様だった。