生まれた愛




この調子だと結衣に任せるのは危険だろう




と思った矢先




「やあああああああ!!!!」





結衣が足元から攻撃されると



なぜか乗ってる台が震え出した




こんなにリアルなのかよ!!



「もう無理ー!!」



ついにしゃがみこんでしまった結衣




「おいー!まだ終わってねーだろ」




俺が結衣の肩をポンっと叩くと




「いやぁぁぁぁぁ!!なんでゾンビ触って来んのー!!」



パッチーーン!





と言って俺の顔に思い切りビンタを食らわす




「いてー!!!俺だよバカ!」




「え?」



メガネを外す結衣



目がウルウルと涙目になってる



しかしお前がビンタしたのは俺だ



「なーんだ空かー」



「俺でしかないだろ」



「顔がゾンビに見えた」


「やかましいわ!」








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