生まれた愛
泊まるところは……
また満喫になりました
まあ明日は大事な日だし色々考えなきゃいけないから俺もそんな雰囲気にならなかった
シャワーもついててちょうどいいし
俺は店で着替え買ったし
まあラブホは置いとこう
うん、置いとこう…
次の日
結衣は珍しく早くに起きた
「おはよ、珍しいなこんな早く起きて」
「うん、あたしも千尋に会うからね」
予定の時間よりも早かったので余裕を持って行ける
「さあ行こう」
俺らは駅に向かう
駅まで着くと
「よう、昨日ぶり」
翔の姿が見える
俺が手を上げて言うと
翔も手をあげる
「さあ!千尋に会ったらまず腹パン一発食らわせようぜー!」
「そんなことしたらぶっ殺す!」
結衣がいつもみたいにボケて俺がツッコミを入れる
相変わらず息がぴったりなのは中学から変わらないことだった
「うわ、懐かしいなその絡み」
翔も半年ぶりの絡みに感動している様子
「そうだろー?まあ翔は今クソ以下のゴミ人間って状況だけど
まあ今日けじめつければまた普通に笑えるようになるよ」
結衣がどストレートに言うと翔は嫌な顔をする
「お前よくこんな暴言女と付き合えるな」
「いやー、手を焼いてるよ俺も」
「いや、否定しろよ!」
まあそのストレートな言葉はたまーに助けられるんだけどな