生まれた愛






千尋は明らかに不機嫌そうな顔をする



「お待たせしました。
海老ドリアとキノコパスタです。」




店員がテーブルに置く



俺と千尋は黙ってそれを食べるだけだった



そして

食べ終わってしまった



仕方ない…



「帰るか」



千尋に気を使うように言ってあげると



「うん」


立ち上がる千尋




「俺が出しとくよ」



まあ親から貰ったお金だけど


「え、私が出す」


「何でだよ!俺が出すから」


「ダメ!私が出す」


…………






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