総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
「なっ・・・!?」
「ハハっ、レナ顔真っ赤。」
ユウコがニカッと笑う。
「こ、これが誓い・・・!?」
わたわたと慌てるあたしをみんなは笑ってる。
「次は、俺の番~。」
グイッとユウコを押しのけて、あたしの前に来たのはアキ。
あたしをギュッと抱きしめて、耳元でアキは呟いた。
その言い方はとても艶っぽくって。
たぶん、抱きしめられてなかったら腰砕けになってた気がする。
「Please do not cry if you please.my princess.」
まさか、英語だなんて・・・・。