総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】

最初は、タイマンでもするのかと思った。


あっちの総長が俺と向き合いそれを、下っ端が囲う形になったからだ。


だけど違った。


それは、ゲームの説明にすぎなかったんだ。


「どーも。PLUTOの総長してるタケだ。」


「挨拶はいい。とっとと降参して旗を渡せ。」


「いいぜ?」


「あ゛?」


「ただし、【ゲーム】勝てば、な。」


ゲーム?


嫌な予感しかしねーよ。


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