総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】

なんで・・・俺の世界には色がないんだっけ・・・・。


「はっはっは!。死ねぇ!!!」


俺の視界が、真っ暗になった。


・・・・・・・・・。


『いつだって、シュウの帰ってくる場所でありたい』


「!!」


そうだ、俺は・・・帰らなきゃいけねぇ。


姫の、もとに・・・・・!


俺は、目を開いて首に回るソイツの手を掴んだ。


「!?死んでなかったのか・・・!?」


「生憎、まだ死ねねぇんだよ。だから、俺の代わりに死んでけ。」


< 165 / 373 >

この作品をシェア

pagetop