総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
なんで・・・俺の世界には色がないんだっけ・・・・。
「はっはっは!。死ねぇ!!!」
俺の視界が、真っ暗になった。
・・・・・・・・・。
『いつだって、シュウの帰ってくる場所でありたい』
「!!」
そうだ、俺は・・・帰らなきゃいけねぇ。
姫の、もとに・・・・・!
俺は、目を開いて首に回るソイツの手を掴んだ。
「!?死んでなかったのか・・・!?」
「生憎、まだ死ねねぇんだよ。だから、俺の代わりに死んでけ。」