総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
「俺は、てめぇらのそんな面が見てぇ訳じゃねぇぞ。」
睨みつけると、ばつが悪そうな顔をして俯く。
「てめぇらは、奇襲部隊だろうが。こんなんで怯えてどうするんだよ。」
「!!」
チッと舌打ちをして、倉庫に足を踏み入れる。
「てめぇが、リトか。」
一番奥で、立っている男に話しかけた。
「そうだよ。先に言っとくよ。俺は戦う気はないよ。」
「!!?」
今、コイツなんて言った・・・・?
戦わねぇだと・・・・!?