総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
後ろの奴らを、指さす。
さっきとは、違いちゃんと『闇虎』の顔をしてた。
そいつらの視線もリトへ注がれている。
「知らねぇよ。とにかく、俺は動かねぇ。」
「舐めたこと言ってんじゃねぇよ!!」
俺の怒りは頂点に達していた。
「うるさいな・・・・・。じゃあさ。」
自分の前に群がっている、POSEIDONのメンツを指さしながらため息をこぼす。
「?」
何を言うつもりなんだ?
「こいつ等全員倒して、俺んとこに来いよ。相手してやる。」