総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
なのに、アキったら・・・・。
まぁ、万事OKだったからもういいけど。
「あとは、戦闘態勢を整えて襲撃ルートの確認するだけだね。」
ルイが両手の指をからめながらほほ笑む。
「あぁ。幹部全員、ここに集めろ。緊急集会だ。メグとサヨも呼べ。」
「わかった。」
めぐ・・・・?
さよ・・・・?
「心配しなくても、俺のハートはプリンセスのものだよぉ」
あたしの表情でわかったのか、アキがあたしに笑顔で話しかける。
「何バカなこと言ってんだ。レナ、傘下の奴らだ。気にすんな。」