総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
最終戦
獣集う
み、みんな‥‥‥?
ドアのところに複数の人影が見える。
え、もしかして。
ていうか、あの会話‥‥‥もしかしなくても。
「みん‥‥‥な?」
そう小さく呟いたのに、その人たちには聞こえていたようで影がこちらを向いた。
「おせーよ。何してた」
ヒサが呆れたように問いかける。
「わりぃ、わーりぃ。赤い虎の手当してたら遅くなっちまった」
「ばっ!違うだろ!バナナ色した狐がサヨに迫ってたんだろ!」
「バナナ!?つかそれ言ったらアキのこととかどうすんだよ!?」
ギャーギャーと喚く2人に心の底から安心感を覚えた。
ドアのところに複数の人影が見える。
え、もしかして。
ていうか、あの会話‥‥‥もしかしなくても。
「みん‥‥‥な?」
そう小さく呟いたのに、その人たちには聞こえていたようで影がこちらを向いた。
「おせーよ。何してた」
ヒサが呆れたように問いかける。
「わりぃ、わーりぃ。赤い虎の手当してたら遅くなっちまった」
「ばっ!違うだろ!バナナ色した狐がサヨに迫ってたんだろ!」
「バナナ!?つかそれ言ったらアキのこととかどうすんだよ!?」
ギャーギャーと喚く2人に心の底から安心感を覚えた。