総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
っ!!
・・・・。
総長・・・?
そうか・・・俺は・・・。
「何だ・・・・てめぇら・・・。」
確か、ここは俺の部屋なはず。
なんで、勝手に入ってんだこいつ等。
まだ、頭の回らないまま、上半身を起こす。
上にかかるシーツがゆっくり落ちていく。
「ご報告があって参りました。急用のため勝手ながら入らせていただきました。」
そう言って、ベッドの横に跪き頭を垂れるサラ。
「急用ぉ?」
「はい。」