総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
「頭です・・・。」
どうやら、怒りで震えているようだ。
「頭?・・・まさかっ!?」
「そのまさかです。ほかの場所とは違い、頭にナイフが突き刺してあり木にぶら下がってます。」
頭を・・・・潰すということか・・・・。
俺は、一度リキとの電話を切って目の前の状況にもう一度目をやった。
交差点の真ん中は、30匹弱の野良犬、猫たちが血を流して死んでいた。
その上に散らばる、無数の白い羽。
これが・・・天神連合のやり方か・・・!?
俺とシュウは、急いで自分たちのチームのメンバーをその場に呼んだ。
こいつたちの供養が先だ。