総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
俺は、ユイの事で天神連合に奇襲をかけたこと。
レナちゃんを天神連合から連れ出したこと。
レナちゃんの狂獣連合と天神連合にとっての存在価値。
独立暴走族jackを今回だけ傘下に入れること。
そして、先ほどの宣戦布告。
できるだけ、手短に話したつもりだった・・・が。
「以上です・・・。」
「話が長いわぁ!!」
「うぉっ!?」
いきなり怒鳴ったかと思うと、湯呑みが飛んできた。
もちろん中身入りで。
華麗に俺に避けられた中身は、俺の隣にいたカイリにかかった。
親父の前なので、黙って暑さに耐えるカイリ。