総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】

「今のを見て、歩けると思うか?」


「スミマセン。愚問でしたね。」


ひょこひょこと歩く俺と、心配そうに見つめるサラ。



やっとの思いで着いた指令室にはMARSの総長ジンがいた。


「総長!お目覚めですか。」


「あぁ。何があった。」


ジンがいることはことが、急なことを表していた。



「ヨウの発信機が途絶えました。」


発信機が途絶えた・・・だと?


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