総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
――――ぎゅう・・・・・
あたしは、後ろから誰かに抱きしめられた。
なんか、最近抱きしめられてばっかだな・・・。
誰だろうと思い、後ろを見ると・・・・。
「さ、サヨさん・・・っ!?」
なんと、サヨさんがあたしに抱きついていた。
「抱き心地最高なのです。」
ごめんなさい、何が言いたいのかさっぱりわかりません。
「メグがいないから、好き放題です。」
サヨさんは、一体何を考えているのでしょう・・・。
それから、あたし達はなにかを忘れるように騒いだ。
あたしを挟んで言い合いをするサヨさんとヒサ。