赤色の恋 <短編>
あたしは家を出て、ちょっと早足で駅にむかった。
よーしっ。気ひきしめて行こっ♪
駅は、ちょっとした商店街をこえた所にある。
初めての定期を通して、あたしはホームへむかった。
『3番線に○○行きがまいります。危険ですから…』
電車が着くといっぱい人がおりてくる。
期待と不安をかかえ、あたしは電車に足をふみ入れた。
すると…。
―シューッ―
電車のドアが閉まった。
あたしは体ごとドアにはさまれた。
こんなんアリ?;;