赤色の恋 <短編>

『はぁーっ!!?そんなん怜奈ちゃんが嘘ついてるに決まってるやん!!』


『えっっ(・・?)』


『怜奈ちゃんは、満月ちゃんから井上を取ろうと思ってるねんやん。』


『‥そうなんですか?』


『多分そうやで。よくある事♪』




ショック。ほんまにショック…。



満月は井上に、きつく当たってしまったことを後悔した。


《今日の朝はごめん。あたしの勘違いやったm(__)m》




あたしは部活がおわってすぐ、井上にメールをした。



―ブーーッ。ブーーッ。―


すぐ、井上から電話がかかってきた。




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