赤色の恋 <短編>
それから2人でショッピング行ったり、手つないだりしてたら、学校ではあたしと井上が付き合ってることがすぐ有名になった。
最初はかなり抵抗あったけど、もうみんな公認のカップルみたいな感じになって、もう誰にも口出しされへんようになった。
『満月も大変やな。』
『ん?なにが?』
『女子ってうるさいやろ。』
井上、知ってたんや…。
『うん。ちょっと‥』
『ちょっとじゃないやん。』
『えっ『知ってんねんで』
『満月、いろんなやつに影で文句言われてるやん。』
『うん。』
『大丈夫なん?』
『うん。多分…』
『そっか。じゃあ大丈夫やな。』
『うん。』
『何かあったら言えよ。』
『うん(^-^)』