【完】こいかたおもい。Ⅰ

その日の夜は泣きすぎて、
次の日の朝に熱が出るほどだった。

学校は休んだ。

これじゃあ湊くんに振ったから休んだと思われて心配させそうだな、なんて思いながら。

「…」



なんか朝より熱が上がった気がする。
こんなときに両親がいないと不便だ。
自分のことは自分でしないといけないから…。
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