私の刑事さん
「…」
私…
入っていいのかな!
やっぱり証明書とかいるのかな!
逮捕されたりしないかな!
どうしよう…
「君!何してるんだ!」
「ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!私あの!本当にごめんなさい!!」
「落ち着きなさい」
「ごめんなさい…」
バカ見たいに謝る私におじさんが呆れながら言った。
「君、こんな時間に何してるんだ?」
「あの…」
何て言ったらいいの?
海斗さん?
西刑事?
「…西刑事に用があって…」
「海斗にかい?呼んで来るから中で待ってなさい」
「はい」
私は中のソファーで座って待った。