私の刑事さん
「俺だってあんな先輩ほしくねぇよ」
「海斗さん!!」
海斗さんはお店全部に聞こえる声で言った。
「海斗さん!!そうゆうことは言ったらだ「そうだぞ海斗!!」
えっ?
私の言葉を遮って中年の方がきた。
「ほら来た」
誰?
おじさんが私のことをじっと見てきた。
「…あ、あの…」
「あんまり見ないで下さい。可愛いさが汚れる」
「まぁそう言うな」
おじさんは海斗さんの隣に座るとビールを注文した。
「海斗もまたえらい美人捕まえたもんだ」
「…」
えらい美人?
海斗さん…彼女いたの…?
「ああ、捕まえるのに苦労したよ」
海斗さんが私のことを見てきた。
ん?
えらい美人〓私!?
「美奈、こいつは権田さん、さっき言ってた先輩な」
「よろしく、美奈ちゃって言うんだね。可愛いね、どうだい?内の娘に「死ね」
あははは―…
だんだんと二人の仲が分かってきた。