私の刑事さん
泊まり込み捜査で海斗さんはなかなか帰ってこなくなった…
私は毎日海斗さんからの電話とニュースを頼りに生きてた。
海斗さんから一歩も外に出るなって言われたからずっと家にこもってた。
《プルルルループルルルルー…》
海斗さんだ!!
「も、もしもし!!美奈です!!」
『いや、知ってるって』
恥ずかしい…
『飯食ったか?』
「はい!食べました!!」
『そっか、今日は帰れそうだけど遅くなる…』
「大丈夫です!絶対、絶対帰ってきてください!!」
『分かってるって!じゃあな』
良かった…
3日振りに海斗さんに会える。
三日間、すごく辛かった…
隣にいてくれないと不安で夜も眠れなかった。