私の刑事さん

「いいか絶対降りるなよ?」

私はパトカーの中で一人ぼっちになった。

私のせいでお母さん達が…

「今回はひでぇよなー」

「グロすぎだろ、ありゃ相当恨みかってるよな」

「まだ娘もいるってのによ」

車の外で若い警官が二人話していた。

何のことだろう…?

私が二人と目が合った瞬間、二人は逃げていった。

まさか!?

私は急いで車を降りて海斗さんのところに行った。

「美奈!来るなって「お母さんは!お父さんは!」

「来るな!車に戻れ!!」

私は海斗さんの言葉を無視して進んだ。

何で…

ここ家だよ?

「美奈!入るな!」

私は海斗さんの言葉を無視して入っていった。

中に警察の人達がたくさんいた。

「ダメ…逮捕しないで…」

「君は…!」

私は声をかけてきた年輩の人に掴みかかった。

「ダメ!!逮捕しないで!!私のお母さんとお父さん逮捕しないで!!」

「君は…外に行きなさい…」

どうして…



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