私の刑事さん

「あっ、これよくない?」

「ええ!!海斗さんそんなチャラい人じゃない!!」

真優とプレゼント選びを始めて1時間…

私が選んだら真優が「ダサい」って言い

真優が選んだら私が「チャラい」って言う繰り返し。

「あの、お客様、何かお探しですか?」

「あっ、えっと…「彼氏のプレゼントでーす!!」

さすが真優…

「そうですか。彼氏さんの年齢はどれぐらいですか?」

「に、二十代、ぜ、前半、です!!」

噛みまくり…

苦手だなぁ人と話すの…

「そうですか、でしたらこれなんかどうですか?」

店員さんがおすすめしてくれたのはブランド物の財布。

「こちらのブランドは二十代前半の方に人気ですよ」

そうなんだ。

「じゃあ黒を」

「はい、少々お待ちください」

会計も終わり店を出た。

「ほんじゃぁ、ラブラブ極めろよ♪」

「真優!!」

「大丈夫!美奈なら成功するって!」

「ありがとう」

私は海斗さんに告白しようと思ってる。

一か八か、かけてみる!!
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