もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
独り言をブツブツと呟きながら、階段を下りていく。
「はぁ〜っ、戦争なんてまじ最悪だし……。目覚め悪っ」
キッチンの方からは、現実的な物音が聞こえてくる。
母親が、お弁当作りに掛かっているようだ。
匂いに誘われるかのように入っていく……。
「おはよ」
「あらっ、どうしたの!?」
「なんか、変な夢見ちゃって……」
「変な夢?」
「私の夫が戦死しちゃう夢」
「優衣の夫が戦死? プッ、嫌だぁ、彼氏も居ないのに」
(グサッ!)
忙しそうに卵焼きを巻きながら、思いっきり笑う母親。
「はぁ〜っ、戦争なんてまじ最悪だし……。目覚め悪っ」
キッチンの方からは、現実的な物音が聞こえてくる。
母親が、お弁当作りに掛かっているようだ。
匂いに誘われるかのように入っていく……。
「おはよ」
「あらっ、どうしたの!?」
「なんか、変な夢見ちゃって……」
「変な夢?」
「私の夫が戦死しちゃう夢」
「優衣の夫が戦死? プッ、嫌だぁ、彼氏も居ないのに」
(グサッ!)
忙しそうに卵焼きを巻きながら、思いっきり笑う母親。