あなた想い-虹色-





旅館があるなら旅館に



泊まらせてくれたっていいのに…。



男子の笑い声が聞こえたから



ふと振り向くとそこには昨日の



男の子が笑っていた。



「百合香誰見てるの?…あぁー



裕也くん見てるんだぁ。



杉山裕也くんって言うんだよ」



美海菜はニヤニヤしながら



あたしにそう言ってきた。





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