ギャル盛り
ピンポーン♪
ガチャ・・・
「よッ!リカ。入っていいよ。」
「お邪魔しま~す。」
ウチは、履いていた健康サンダルを脱ぎ、
ミクの部屋に向かった。
「うわっ!!ミクの部屋、派手になってる!!」
「そうだよん♪昨日姉貴にやってもらった。」
「へぇ。すご~・・・。」
ウチはミクの部屋を見て、あ然としていた。
その時、ミクが引き出しから何かを取り出し、
こちらに向けている。
「リ~カ!今から染めるよ♪」
「あ!うん。」
ウチらは、洗面所に向かった。
「ウチはハイブリーチだけどリカもハイブリーチでいい?」
「いいよ♪」
ウチらは髪を染めた。

染めた後、髪の毛を触ってみたらバリバリになっていた。
たぶん髪の毛がいたんだんだろう・・・。
ちょっとショック。
けど、結構綺麗に染まっていた。
白に近い金髪だ。
「うわっ!すご!」
「ヤバくない??」
「いいよ!!先生に怒られたって平気平気!!」
「だね!!」
ウチらは顔を合わせてニッコリと笑った。
そこにナルさんがやってきた。
「お邪魔してま~す。」
「うわ!どうしたの?その髪色・・・。」
「あ~・・・ギャルサーに向けてみたいな。」
「ふ~ん。まぁ、皆そんな感じだけどさ。
ってかオーディションは2日後にあるからね!」
「は~い。」
「へい!」
二人の声が重なった。
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